辺境の星:めいおうせい
第九番目惑星とされてきた冥王星ですが、今後どのような扱いにするのか議論されています。
大地はドライアイスと黒い岩でおおわれ、昼でもうすぐらい世界がひろがっています。
すぐそばには、二重星のようによりそった、衛生カロンがみえます。
ペルセポネーをさらった冥界の王

豊穣の女神デメテルの娘、ペルセポネーをむりやりさらったのは冥界の王プルトーン。
彼の名前が、冥王星プルートの由来です。
冥王星のたった一つの衛星の名は、冥界の入り口を流れる河の渡し守カロンから名づけられました。
はるかかなたの太陽を望む

冥王星のさらにそとがわには「カイパーベルト天体」という、たくさんの小天体たちがうかんでいます。
冥王星は太陽系の中では最も小さな天体で、惑星というよりは、近年たくさん見つかっている、これら「カイパーベルト天体」の一つではないかと言われています。
2002年秋には、冥王星の外側を回る惑星状の天体が見つかっており、「セドナ」(イヌイット神話に登場する女神)と命名されました。
直径 2274km   : 地球の6分の1
重さ すごくかるい : 地球の450分の1
太陽からの距離 59億1512万km
自転周期 6日半
公転周期 248年
表面温度 マイナス215度
大気の成分 窒素・メタン
衛星 カロン
太陽
水星
金星
地球
小惑星
火星
木星
土星
天王星
海王星
冥王星