巨大な惑星:もくせい
嵐渦巻く第五番目の惑星。
最高神「ジュピター」の名にふさわしい太陽系最大の惑星。
表面に見える有名な「大赤斑」(だいせきはん)の正体は、地球が2個入ってしまうほどの大きな高気圧性の巨大な渦です。
太陽になりそこねた惑星

もし、木星の質量が今の70倍以上あったなら、中心にもっと強い圧力がかかり、核融合をおこし、太陽と同じく自ら輝く恒星になったと言われています。巨大なゆえに、強い重力を持つ木星は、めぐってくる彗星をひきよせ、他惑星への彗星の衝突を回避する役目もはたしているようです。
木星の成分

木星は太陽と同じように、主に水素とヘリウムでできています。木星の表面の荒れ狂うガスの嵐を降りていくと、高い圧力と温度で液体化した金属の海が現れます。惑星の中心には岩石でや金属、氷などでできた核があります。
木星のように主成分がガスでできていて、密度が小さく、巨大な惑星の事を「木星型惑星」と呼びます。これらの主な惑星は、木星の他に、土星、天王星、海王星があげられますが、最近では惑星探査が進み、さらに細分化されるようになってきました。
直径 14万2984km : 地球の11倍
重さ すごくおもい : 地球の318倍
太陽からの距離 7億7800万km
自転周期 10時間
公転周期 12年
表面温度 マイナス140度
大気の成分 水素・ヘリウム
衛星 メチス・アドラステア・アマルテア・テーベ・イオ・エウロパ・ガニメデ・
カリスト・レダ・ヒマリア・リシテア・エララ・アナンケ・カルメ・
パシファエ・シノーベ
太陽
水星
金星
地球
小惑星
火星
木星
土星
天王星
海王星
冥王星