風の惑星:かいおうせい
神秘的な第八番目の惑星。
海のように美しく輝く青色の正体は、水素やヘリウム、メタンなどの大気です。
非常に薄く繊細な環が、あざやかに海王星をめぐっています。
吹き荒れる強風

海王星の内部は燃えるように熱く、それとは正反対に、外側は-220度以下の冷たい温度になっています。その激しい温度差のために、海王星の大気はかき乱され、時速2,000kmに達する程の強風が吹き荒れています。この風にのって海王星を16時間で一周する“スクーター”と呼ばれる白い雲もあります。
逆行するトリトン

衛星トリトンは、海王星の周りを時計の針と同じ方向にまわっています。これは、太陽系にあるほとんどの惑星や衛星と逆です。反対の方向に公転している為に、トリトンには除々にブレーキがかかり、後1億年以内には、海王星に近づきすぎて砕けてしまうかもしれません。
直径 4万9000km   : 地球の4倍
重さ ややおもい : 地球の17倍
太陽からの距離 45億440万km
自転周期 18時間
公転周期 165年
表面温度 マイナス220度
大気の成分 水素・ヘリウム
衛星 ナイアド・タラッサ・デスポイナ・ガラテア・ラリッサ・プロテウス・トリトン・ネレイド
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